ソファの運搬費用は、距離やサイズ、部屋に入らない場合には追加費用等がありますが、おおよその見積もり価格を見てみましょう。
ソファータイプ/距離 | 同一県内 | 東京→大阪 | 東京→福岡 |
オットマン、シングルソファー(一人掛け用) | 7,535 | 8,855 | 11,935 |
ラブソファー、アームソファ、リクライニングソファ(二人掛け用) | 10,945 | 12,375 | 16,885 |
カウチソファ、コーナーソファ、ベッドソファ(三人掛け用) | 30,195 | 34,265 | 44,825 |
- クロネコヤマトのらくらく家財便や、
- キタザワ引越しセンターの全国家財宅配便、
- 佐川急便の単品プラン
など多くの業者が家具1点だけの運搬を行っていますが、ソファは単品でもサイズが大きいので、各社とも料金はどうしても高くなってしまいます。
ソファ配送の詳しい料金や格安にする運搬方法、注意点についてはこちらのソファー配送.netを併せてチェックしておきましょう!
ソファ運搬時のトラブル2選
ソファを運搬する際にはどうしてもトラブルがつきものです。料金が安い業者を選ぶ前に、特に注意すべき点について見ておきましょう。
ソファーのサイズが大きすぎて入らない!
よくあるトラブルが、ソファを運送先まで運んだが建物内~設置する部屋に入らないというケースです。
組み立て式ならまだしも、解体出来ないタイプのソファーは事前のサイズ確認が必要です。
搬入経路のサイズを測る場所
- エレベーターの幅・高さ
- 玄関
- 廊下
- 階段の幅、曲がり角
- 設置場所の入り口ドア(開いた際の幅)
ソファのサイズから片方10㎝ずつは空間があるのが望ましいです。
もし、通せない場合は、縁側の窓を外したり、2階に直接人力で吊り上げたり、クレーン車で搬入するケースがあります。
- 人力吊り作業にかかる費用は、10,000~20,000円程度
- クレーン車と使うと半日作業で、40,000円~50,000円程度
の追加費用がかかってしまい、新品のソファを買った方が安かったというトラブルもあるので搬入経路のサイズ確認は必須です。
人力吊り作業やクレーン車が利用できる条件
- 人力で上げれるのは2階まで、クレーン車は3階まで
- 搬入する部屋の真下に作業スペースがある事
- 2階または3階のつり上げ場所に作業スペースがある事
ソファーにロープをかける作業スペースや、吊り上げ先を保護するスペースが必要になります。
※よほど大きいソファーでない限り、ここまでの心配はいりませんが、どうあがいても入らない場合は、処分するしか方法はなくなります。
(大型家具の搬入作業に慣れていない業者に頼むと、現地に放置して帰ってしまうなんてこともありますので、見積もり時に必ずご確認下さい。)
ソファーに傷が付いた!保険で支払われる?
運送業者は貨物賠償責任保険に加入しており、最大で1,000万円まで支払われます。
保険料は50円から任意で加入でき、保険金額を1万円上げるごとに保険料が10円ずつ上がっていきます。
ただし傷や故障した場合また紛失した場合でも、時価総額、または修理費用となり、新品購入代金は支払われません。
また、保険を使うと来年の保険料が上がるため、元々傷が付いていたなど業者とトラブルになる場合もあります。
大型ソファーであれば、高額なタイプも多いので、対処法としては、梱包前にすべての方角から分かりやすいように写真を撮っておくようにして下さい。
発見が遅いと責任の所在が分からなくなるので、設置後すぐ遅くても翌日までに傷の有無を確認するようにしましょう。
ソファー運搬のまとめ
ソファーは単品でも運送料金が高くなるので、必ず複数での業者見積もりを取りましょう(見積もり自体は無料です。)
安い業者だけじゃなくサービス内容は確認必須です。(契約前に質問事項を聞いて対応を確認する)
ソファーのサイズを事前に測り、搬入経路から出せるか、通せるかの確認を行う(不安な場合は、事前に業者と打ち合わせをする)
保障に入っているか確認する(ソファーは高額なので傷をついた場合の対応についても必ず確認し、また搬送後にソファー全体を自身で確認する)
結局は、運送費用よりも新品を購入した方が安く付いたとならないようにご注意ください!